CHIC et BOTANIQUEで暮らす

心と体、ホリスティックな美と癒しについて、思うこと発見したこと等思うままに書いています。

ほんとは嫌なんだけど

いつの頃からか、

 

 

「ほんとは嫌なんだけどさ…」

 

 

って、言いながら何かをすることが多くなった。

 

ほんとは嫌なんだけど、相手の気持ちを思うと可哀想だから…

迷惑かけるから…

 

ほんとは嫌いなんだけど、身体に良いらしいから…

 

ほんとは趣味じゃないんだけど、せっかくプレゼントしてくれたし…

 

ずっとこんな風に、他人基準で生きていました。

 

 

 

そして、これの厄介なのが、

ほんとは嫌なわけじゃなく、好きだったりする場合があること。

ほんとに嫌だと思いながらやってることもあれば、ほんとはやりたかったり興味あったりするのに、そうじゃないふりをして、イヤイヤやらされている、と言っていたりすることがあるのです。

 

 

非常にめんどくさい性格です😅

 

しかし、一般的に人はエスパーじゃないので笑、そんな言葉の裏の裏まで読み取れないし、言葉そのまま、嫌だと思ってるけど仕方なしにやってるのね、と見て接してきます。

 

そうすると、人によってはその嫌なことをさせないように配慮してくれたり、素直に、それ好き!やりたい!って言う人にさせてあげたりします。(もちろん良かれと思って)

 

その結果、

私は欲求不満になっていきます笑

 

ほんとはやりたいのに…(つД`)ノ

ほんとは好きなのに…(´-`)

 

なんでさせてくれないんだよー!

なんであいつばっかり!

 

っていう無茶苦茶な状態に陥ります。

 

 

では、なぜこんな風な発言をしてしまうのか?

 

これは、幼い頃のきょうだいや友人との関係に起因するようです。

 

例えば、姉が持っているものや、姉が好きなもの、私にはとても魅力的なものに見えて、マネしたくて、興味を示して…

すると、

 

マネするなよ

私が好きなものなんだからお前は関わるなよ

 

と当時は意地悪を言われて禁止されていました。

家族は毎日一緒に暮らしているし、幼い頃の私にとって特に姉という存在は、絶対的なものであり、嫌われることは死活問題でした。

 

 

こういった家族関係によって人間との関わり方の最初を学び、それを自然と友人関係にも当てはめて考えていたようで、

物心ついた頃には、友人が興味のあること好きなことを自分も興味を示してやってはいけない、と思っていました。それをしたら、友人が気を悪くするし、ライバル視されて自分も気分悪くなる、と勝手に忖度してしまい、

 

あ〜いいな〜私もやりたいな〜

 

って素直に言えなくなっていました。

 

でも、ほんとは興味があるから、

表面的には、

 

ほんとはやりたくないんだけど…

 

と言ってはイヤイヤやってる風を装うようになっていました。

 

今考えるとバカげた話なのですが、これは当時の自分の、精一杯の自己防衛だったんです。

やりたい、でも嫌われるのも嫌、どちらの思いも叶えるために編み出した方法だったのです。

 

 

そして、今でも時々その頃の癖で考えてしまいそうになることがありますが、都度都度、気づいては、

 

 

 

私はそれ興味があるんです

それ大好きなんです

 

 

って表現するようにしています。

 

 

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福井の名物らしいソースカツ丼とおそばです。

なつかしい味です☆