アロマテラピーとは何か
私の生活と切っても切り離せないアロマテラピーについて少しお話しします。
アロマテラピーとは、植物から採れる香りの物質(芳香物質)=精油を使って心身の
不調を癒し、健康維持に役立てる療法です。
主に行われるのは、
⑴蒸気等で拡散させて嗅ぐことで鼻から取り入れ、脳に直接影響を与えたり、呼吸器
から血液を循環して体に取り入れる方法(芳香浴法)
⑵オイルで濃度を薄めて体に塗り、マッサージしながら皮膚から血液を循環して体に
取り入れる方法(アロマトリートメント)
の2通りです。
※場合によっては服用して(口から飲んで)いわゆるお薬のような扱いをすることもありますが、刺激が強すぎて内臓を傷める可能性があるので、お勧めはできません。
香りは一瞬で心身を変化させる力を持っている
あるデータによると、
香りの刺激が脳に伝わる速さは0.2秒以下
体の深部の痛みが脳に伝わる速さは0.9秒以上
と言われています。
香りが伝わる脳の部位は、人が快・不快を感じる部分(扁桃体)と非常に近いの
で、人の気分は香りに左右されます。様々な香りは、例えば、ふと嗅いだ香りで唾液
が分泌されたり、昔の記憶がよみがえったり、イライラを忘れたり等、気づかないう
ちに心身に影響を与えています。
アロマテラピーは、①心②体③皮膚の3つに対する働きがあり、心と体に同時に作
用するとともに、精油の持つ肌への美容効果も期待できるのです。